住宅ローンは変動金利がお勧め!

住宅ローンをゼロから学ぶ

住宅ローンの金利には固定金利と変動金利の2つがあります。固定金利とは借りた金り入れたときに決めた金利が、返済が終了するまでのあいだ変わらないものです。25年、30年といった長期に渡って返済していくので、環境がどのようになっても返済額が一定であれば安心して生活設計が立てられます。これに対して、変動金利は、返済期間中に金利の水準が変われば、その水準に応じて金利が一定期間ごとに見直されるものです。

公的融資でこのローンを組めるのは財形持ち家融資だけですが、民間では数多くあります。全期間通して変動のものと、当初決められた期間だけ固定金利で、その後選択するものがあります。この変動型ローンのメリットは、固定型ローンより金利が低いところにあります。現在は固定金利もかなり低いですが、さらに低いのです。

当面金利が上昇する可能性が低いと予想でき、低い金利で借りることを優先される方には適しております。変動型で金利が変わったからと言って、都度返済額が変わるわけではありません。通常、5年間は同じ返済額で、利息分と元金分の割合が変わるだけです。6年目になると、返済額が再計算される仕組みになっています。また、5年ごとに返済額が変わるといっても、いきなり2倍・3倍となることはありません。上昇額はそれまでの返済額の25%以内としているのが一般的です。