住宅ローンで節税!

住宅ローンをゼロから学ぶ

マイホームを購入の際には税金がつきものです。住宅価格が安く、住宅ローン金利も低いので購入したが、後々税金の手当てがつかなくなったなどというこのないように、税金を含めた資金計画で節税対策も忘れないことです。

まず節税で大きいのが、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)です。ローンで住宅を購入すると、借入金の年末残高5000万円以上の部分につき、1~6年目まで1%(1年につき最高50万円)、7~11年目まで0.75%(同37.5万円)、12~15年まで0.5%(同25万円)で、15年間トータルでは最高587.5万円の税額控除が受けられます。これは、住宅とともに取得するその敷地取得のための借入金も適用対象となります。また、住宅購入にあたって頭金として親から贈与を受ける場合もあります。

父母等からの1500万円までの住宅取得資金贈与には、贈与税が軽減される特例があります。さらに、消費税も馬鹿になりません。消費税が8%に上がりましたが、土地は非課税で建物には8%がかかります。固定資産税については、住宅用土地や新築住宅については軽減措置があります。東京23区をはじめ、多くの市町村には市街化区域内の土地家屋に対し、固定資産税と同時に課税される保有税がありますが、こちらも軽減措置があるので調べる必要があります。その他、印紙税、登録免許税、不動産取得税なども事前に調べることです。